新たなワイン産地として、今、注目を集めるイギリス。
シャンパーニュにも似た土壌を持ち、冷涼な気候で造られる
イングリッシュ・スパークリング は、ロンドンのトップソムリエを集めて行われたブラインド・テイスティングで、名だたるシャンパーニュメゾンを抑えて1位に輝いたことも。
ご紹介する
「ガズボーン」は、2004年、イングランド南部ケント州のアップルドアに設立。新しいワイナリーながらも、2012年のロンドンオリンピックの開会パーティや、バッキンガム宮殿での国賓迎賓でも供されるなど、英国を代表するワイナリーとして、高い評価を得ています。
ガズボーンで醸造責任者を務めるのは、同国で開催される酒類の品質を競うIWSCにて、
3度ものEnglish Wine Producer of the Year に輝いたチャーリー・ホランド氏。また、英国で3人しかいない女性のマスターソムリエのローラ・リース女史が、そのブレンドに大きく関わるなど、高いレベルのスタッフがその味わいを支えています。
そして、原料となるぶどうにも大きなこだわりが。
買いぶどうでワインを造ることの多いイギリスでは珍しく、
自社畑100%ぶどう を使用。そしてその畑には、凝縮した味わいを求め、シャンパーニュ・クローンよりも収量の少ない<
ブルゴーニュ・クローン が植えられています。
そうして収穫されたぶどうは、区画、品種、クローンごとに細かく管理し、
シングルヴィンテージのワインとして醸造 。200以上の原酒をブレンドし、理想の味わいへと造り上げてられます。
こちらの
「エステート・リザーヴ」は、エントリーレンジのスパークリング。シャンパーニュでも使われる、ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワールをブレンドし、最低2年間は熟成させたもの。
深みのあるリッチなゴールドの色調に、繊細なムースのような泡。洋ナシ、マンダリンの豊かなアロマ。柑橘やりんご、熟したレモン、オレンジや洋梨の果実味と、ほのかにジンジャーのニュアンス。焼き立てのパンや、タルト・タタンのニュアンスが、長くエレガントな余韻へと続きます。
シャンパーニュに並ぶとも評される、今大注目のイングリッシュ・スパークリング。
この機会にぜひお試しください。 ワイン名 | Gusbourne Estate Brut Reserve |
ワイン種別 | 泡白 |
ブドウ品種 | シャルドネ ピノ・ノワール ピノ・ムニエ |
生産者 | ガズボーン・エステート |
生産地など | イギリス |
原産地呼称 | イギリス |
その他備考 | |